山下洋輔トリオ / クレイ
山下洋輔を語る際に絶対にはずせないのが、
この時期の山下洋輔・坂田明・森山威男のトリオ。
この時期の演奏を聴かないと話になりません。
このアルバム「クレイ」は1974年ドイツで開催されたメールスジャズフェスティバルでのライブ盤です。
3人で出しているとは思えないような迫力の音。3人それぞれの音が見事に調和していて、本当にかっこいい。そして美しい。感情がビリビリと伝わってくる。
「ジャズってなんかおしゃれだよね〜」とか思っている人はこのアルバムを聴くべきだ。
そんな甘くはないですよ。
ジャズの持つ闘争の精神を日本のアーティストが表現できたという事実がここにはあります。
クレイが終わったあとのお客さんの熱狂がすごい。この瞬間に立ち会いたかった。
Furukawa POP Yuta
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